yurio’s diary

日々の気づいたことをのせています。

キラキラしたもの

むかし、セーラームーンにこのような場面があった。

 
なにやらものすごく悪意を持て余した敵が現れ、不運な人が狙われる。ロックオンされた人の持ち物などにとりつき、その人の心に忍びよる。
しまいには、その人の胸をエイヤ!とやり、キラキラした結晶を取り出してしまうのだ。取られた人はキャア!となって、がっくりひざをついて動かなくなった。
 
 
そのシーンは強く印象に残った。
 
心とはなんぞや、人たらしめるものはなんぞや。
 
人間から取り出した、そのキラキラした固まりは、
普段はっきりとつかまえられない、自分の感情であったり気持ちであったり性格や良心などを納めたバラエティーパックのごとく、手に取って触れる具体的な人間の心そのもの と思われた。
 
わたしは愚かにませた小学生であったので、そんなことを思ったり思わなかったりして日がな一日鼻くそをほじったり消しカスを丸める作業に勤しむ無為で浅はかでごく幸せな子ども時代を過ごした。
 
 
小さいながらに私はその映像を、とても美しいと思った。
あんなきれいな結晶を胸のうちに入れて育てているなんて、ビバ☆人間である。
 
捉えどころのないものを、カタチにできるとうれしい。
言葉にならない気持ちを、代弁してくれるような文章に本の中で出会うと感激。
 
毎日が不安、一寸先は闇、長い景気の踊り場状態の中において、
人間は、言葉にできないもの、形にできないものを 触りたい 見たい 手に取って口に入れて確かめて 安心したいのである